流れる水はくさらない。だから、自由に生き続けたい。 コミックエッセイスト・ハラユキの「無計画に道楽をしてると、あとから点と点がつながる」生き方
#034

流れる水はくさらない。だから、自由に生き続けたい。 コミックエッセイスト・ハラユキの「無計画に道楽をしてると、あとから点と点がつながる」生き方
コミックエッセイストハラユキ

僕たちは、「キャリアは計画的であらねば」と考えてしまいがちです。

とくに不確実性が増す現代においては、「将来の見通し、きちんと立てたい!」と思うのも、無理のないこと。けれどまわりを見渡してみれば、かっちりキャリアの計画を立てているわけじゃなさそうだけど、なんだか楽しそうに生きている人っていませんか?

今回インタビューしたハラユキさんは、まさにそんな方。ハラユキさんは、東洋経済オンラインなど様々な媒体で連載を持つ「“ほんのり社会派” コミックエッセイスト&イラストレーター」。著書に『ほしいのは「つかれない家族」』(講談社)、『女子が踊れば!』(幻冬舎)『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)などをお持ちです。

そんなハラユキさんにキャリアの話を聞くと、「これまで、けっこう無計画に歩んできたんです」とのこと。でも、ハラユキさんの描くコミックエッセイや文章を読んでいると、なんだかとても人生を楽しんでいるような印象を受けるのです。

あんまり計画を立てないけど、楽しそう。その秘訣ってなんだろう?

今回は、ハラユキさんの、「無計画に道楽をしてると、あとから点と点がつながる」生き方に迫ります。

仕事だけど、道楽

-ご著書の『ほしいのは「つかれない家族」』、読ませていただきました! イギリス、フランス、スウェーデン、日本など、さまざまな家族を取材しながら「つかれない家族」について考えた本で、家族観がときほぐされていくような感覚になりました。

ハラユキさん(以下、ハラユキ):うれしい感想、ありがとうございます!

-この本は東洋経済オンラインでの連載がもとになっていますよね。そもそも、連載はどういうきっかけで?

ハラユキ:連載がはじまる前、夫はいわゆる仕事人間の会社員だったから、わたしがワンオペ育児に奮闘してたんですね。でも、楽しくやっているつもりが、次第にストレスで帯状疱疹になったり、急性胃腸炎になったりしてしまって。

書籍『ほしいのは「つかれない家族」』より(画像提供:ハラユキさん)

-気づかないうちにストレスが溜まっていたんですね。

ハラユキ:そうなんです。最初は「理解してくれない夫がわるい!」って思ってたんですけどね。話し合ううちに、「あぁ、夫も疲れてたんだな」ってわかってきて。「夫のせいにしても仕方がない。じゃあ、どうすればいいんだろう…」って、考えるようになったんです。それで、我が家のワンオペ育児の解決までの道を、連載で描かせてもらうようになりました。

そんなタイミングで、2017年から2019年まで、夫の転勤の都合でスペインのバルセロナに住むことになって。「せっかくだから、いろんな国の家族の話を聞いてみよう!」って思って、各国の家事育児事情を取材するようになったんです。

-その結果見えてきたことを知りたい方は『ほしいのは「つかれない家族」』を読んでいただくとして、ハラユキさんは自分の興味関心を仕事につなげている方なんだなぁと、聞いていて感じます。

ハラユキ:ああ、それはありますね。わたし、あるテーマにとことんのめり込んでいく性分なんですよ。なんか、仕事なんですけど、道楽をしてる感覚っていうか。

-あぁ、道楽かぁ。

ハラユキ:以前も、ダンスについて初心者向けに紹介するコミックエッセイの執筆を依頼されたんですね。で、描くためにいろいろ調べてたら、だんだんのめり込んじゃって。専門書を読みこんだり、片っ端からダンス教室の体験取材に行ったり、浅草サンバカーニバルにも出たり…。

-え! カーニバルって、出れるんですか? てっきりすごくハードルが高いものかと。

ハラユキ:出れるんです、意外と。いろんなパートがあるので。でもそんなことをしてるうちに、最初は取材についてきてた担当編集者さんも、途中からこなくなっちゃったんですけど(笑)。

そんなふうに、道楽みたいにのめり込むことを、いろんなテーマで繰り返して、今のキャリアがあるような感じですね。

 

流れる水はくさらない

ハラユキ:わたし、「流れる水はくさらない」っていうことわざが好きなんです。

-流れる水はくさらない。

ハラユキ:はい。今日インタビューがあるっていうことで、あらためて人生をふりかえってみたんですけど、ほんとわたし、流れる水みたいに無計画にやってきてるんだなぁって。

プロフもつくっていただいたので、それをみながら、ハラユキさんの「流れる水みたいな歩み」を一緒にふりかえっていきたいです。まず、小さい頃は人見知りだったと。

ハラユキ:そうですね。いまでこそ、人と話すのも好きだし、飲み会も好きだし、人見知りもほぼしないんですけどね。子どもの頃は友達が少なくて、絵ばっかり描いてました。

でも小学校の授業参観の日、父親が「あいつは絵しか褒められないよなぁ」って、言ってるのが聞こえちゃって。「あ、絵が描けるだけじゃダメなんだな」と、けっこうショックを受けたんですよ。

-絵ばっかり描いてるだけじゃいられないと。

ハラユキ:はい。それで、大学は日本大学芸術学部の演劇学科に進学しました。大学時代は脚本を書いて、劇場でバイトして、映画や演劇を観まくる、っていう生活。大学にはあんまり行かなかったですねぇ。就活もしなかったし。

-それはどうしてですか?

ハラユキ:なんとなく「就活したほうがいいのかなぁ」とは思ってたんですけどね。でも、就活本みたいなものが、まず受け入れられなくて…。なんか、「こういうしっかりした世界って、自分にとって居心地がわるい…」って感じたんですよ。

-しっかりした世界。

ハラユキ:うーん…当時のわたしには、きちんとしてそうな社会がハードルが高いように思えたんです。就活って、みんなと同じスーツを着て、みんなと同じ受け答えをして、みたいなことが求められるじゃないですか。それがなんか、受け入れられなくて。

-あぁ、わかります。実は僕も就活ができなかったんですけど、同じような違和感がありました。

ハラユキ:ぜんぜん、就活した人を否定する気はないんですけどね。合わない人もいますよね。

それで、結局卒業してから、1~2年はフリーターをして。そのあと、「文章を書く仕事がしたいな」と思って、小さな編集プロダクションに就職したんです。その会社は社長が元副牧師で声楽家で、社員も演劇をやってる人が多いという、謎の会社で。だからこそ、演劇学科だったわたしを拾ってくれたんだと思うんですけどね。

-そのころは、イラストじゃなく文章の仕事をしたいと思ってたんですね。

ハラユキ:そうなんですよ。でも、小さい会社だったから、結局取材、文章、デザイン、イラストと、なんでもやらせてもらえたんです。そのなかで、いちばん褒められたのがイラストで。そのあと、もう少し大きめの編集プロダクションにデザイナーとして転職するんですけど、そこでもイラストがいちばん褒められて。だから、「もしかしたらいけるかな?」と思って、なんとなく流れでイラストレーターの仕事を副業でもはじめてみたんです。

-「なんとなく流れで」、っていうのが、「流れる水」的に生きるハラユキさんらしい(笑)。

ハラユキ:ははは! そうでしょう?

で、やってみたらお仕事ももらえるようになったんですよ。だから、20代後半のときに勢いで退職して、フリーのイラストレーターになりました。それから今まで、およそ20年、フリーランスとして活動してますね。

 

まわり道が強みになる

-まさに「流れる水はくさらない」というか、最初から計画を立てていたというよりも、めぐりめぐってイラストレーターの仕事にたどりついたと。

ハラユキ:そうですね。独立した当初は、「こんな無計画にフリーランスになって、食っていけるわけないよなぁ」って思ってたんですけどね。世の中には、わたしより絵が上手い人なんていっぱいいるし。まぁ、「食えなかったら居酒屋でバイトしよ!」くらいに思ってたんですけどね。

でも、今のところバイトせずにこれてますね。そんなに稼げてるわけじゃないですけど、低空飛行でずーっと。

-僕もフリーランスだからわかりますが、20年フリーランスで活動するって、すごいことだなと。それができたのも、偶然ではないと思うんです。どうしてやってこれたんでしょう?

ハラユキ:なんでなんしょうね…。ひとついえるのは、まわり道をしたのが、結果的によかったのかなって。フリーランスになってすぐは、「美大でデッサンを学んでたら、もっと絵が上手くなってたんじゃないか」って思ったりしたんですけどね。

-そしたら、まわり道せずに来れたはずですもんね。最短距離でイラストレーターになれたかもしれない。

ハラユキ:そう。でもね、美大にもし言ってたら、周りの人の上手さに落ち込んで、イラストレーターになろうなんて考えなかったと思うし。それにだんだん、「まわり道してきたからこそ、オリジナルなものがつくれるんだな」って、思えるようになったんですよ。

-まわり道したからこそ、オリジナルなものが?

ハラユキ:絵だけ、文章だけ、取材だけ、デザインだけ…っていうふうにきりとったら、もっとすごい人はたくさんいます。でも、それぞれを組み合わせると、わりとレアな存在になれるんですよ。そして組み合わせられる要素を持ってるのは、絵以外のことにもまわり道をしたおかげだなって。

-あぁ、なるほど。

ハラユキ:たとえばコミックエッセイを描くときも、大学時代に脚本を書いてた経験がいきてるし、取材するときは、編プロで取材をした経験がいきてるし、文章を書けるのは、最初の編プロの社長に鍛えてもらったからだし。自分で冊子とかパンフレットをつくれるのも、編プロでデザインをやっていたからです。

まわり道のおかげで、絵以外の能力が身について。それを組み合わせられるのが、わたしの強みになってる気がするんですよね。

 

取材を通して自由になっていく

ハラユキ:あと、そういうむずかしいこと抜きにして、なんでもアリの自由な生き方が、単純に楽しい! って気持ちがあるんですよね(笑)。

じゃあ「自由って何ぞや?」って。人によって定義が違うじゃないですか。結婚しないで、働く場所も縛られないで、住所も決めないで…っていう自由もあると思うし。

でも、わたしが求めているのは、そういうことだけではなくて、もうちょっと内面の自由。自分自身を縛っていた束縛や思い込みや偏見から解放されていくことが、わたしにとっての自由なんですよ。で、それを実現していけるのが、取材だなぁって。

-取材を通して自由になっていく?

ハラユキ:はい。取材でいろんな人に会うと、新しい価値観に出会えたり、気づいていなかった自分の偏見の存在に、ハッと気づく瞬間って、あるんですよね。

たとえば、赤ちゃんが小さいうちから寝室を分けてひとりで寝る「ねんトレ」をする家族をはじめて取材したときには、「母親にとって、疲れてて寝不足なのはしょうがない。そういうもんだ」っていう考えが、自分自身の思い込みだと気づいてハッとしたり。

-あぁ! たしかに取材をしていると、そういうハッとする瞬間はありますね。

ハラユキ:そうなんですよね。そうやって取材を通して違和感に気づくことができると、だんだんと偏見がなくなって、自由になっていける気がするんです。取材を通して、そんな自分の変化を感じるのが好きなんですよ。

-僕も取材を通して、自分のなかにある「こう生きねば」という固定観念がときほぐされていくような感覚になることがあります。ある意味今日の取材もそうですし。

ハラユキ:そうそう、固定観念をときほぐすっていう感覚ですね! 自分を縛っていたものからときほぐされていったら、自分も縛らないし、誰かも縛らなくなっていくので。それがわたしにとっての自由なのかもしれないですね。

動き続ければ、好きなものはつながる

-ハラユキさんがプロフで、「無計画な人生でも、失敗が多くても、とにかく動き続ければ、好きなものはちゃんとつながる」と書いていたのが印象的でした。

ハラユキ:本当は計画を立てた方がいいと思いますよ。でも、わたしはそれができなかった。わたし、さっき言ったみたいに、そのときそのときで一番楽しいことや、与えられたことを一生懸命やってきた人生だったんです。計画なんてゼロ。でも、それぞれのことが、あとでつながるんですよねぇ、不思議と

-点と点がつながるみたいに?

ハラユキ:そうですね。わたし今、銭湯好きが高じて、高円寺にある「小杉湯となり」っていうシェアスペースでも仕事してるんですよね。それと、『オラ!スペイン旅ごはん』っていう本を出したこともあって、2020年に高円寺で「オラ!スペインごはん祭り」っていう、小さいフェスのような催しを開催させてもらったんですよ。

2020年の9月4日から10月18日まで、街の中のスペイン料理屋でおいしいものを食べれたり、スペインマルシェをやったり、フラメンコ教室を紹介したり、っていう。個展を開催予定だったギャラリーと小杉湯が、たまたま同じ高円寺にあったのが開催のきっかけです。

「オラ!スペインごはん祭り」のチラシ。イラストはもちろん、デザインやお店のチョイスや依頼まで、ご自身がおこなったのだいうからおどろき。ハラユキさんの道楽が詰まっています。(画像提供:ハラユキさん)

ハラユキ:で、やりながら気づいたんですけど、そのイベントって「絵と食と祭りとダンスと銭湯と演劇」っていう、今までの自分が好きだったものが、すべて詰まってたんですよ! 手伝ってくれた人に、演劇好きも多くて。

-ほんとだ! チラシを見ると、それまでの集大成的な催しだったのがわかります。意図してそうしたわけではないんですか?

ハラユキ:ぜんぜんしてないんです! 株式会社小杉湯の社員さんでスペインに住んでた人がいたり。なんなら、父の実家が富山で代々続く井波彫刻の木彫職人なんですけど、高円寺の小杉湯には富山の井波彫刻の木彫の鯉がシンボルマーク的に飾られていて。「えぇ!? そこもつながるか!」って。

-それはもう、偶然とは思えない(笑)。

ハラユキ:そう、偶然とは思えないんですよねぇ。だから、不思議なんですけど、流れる水のように動き続ければ、好きなものはつながるんだなって、本当に思いますね。

 

動き続ければ、好きなものはつながる

-お話を聞いていて、「計画された偶発性理論」を思い出しました。キャリアは偶然によってつくられるのだけど、その偶然は実は偶然じゃないんだと。

たとえば、「好奇心」「持続性」「楽観性」、「柔軟性」「冒険心」といった態度が、偶然を引き寄せるらしいんです。ハラユキさんは、まさにそんな要素を持っているんじゃないかなぁ。

ハラユキ:言われてみれば、そうかもしれない。『ほしいのは「つかれない家族」』についても、「あんな面白い夫婦、どうやって見つけてくるの?」って聞かれたりするんです。だけど、別に何か特別にしてることはなくて。楽しいことやってたら、自然と見つかるんですよ(笑)。

-楽しんでるからこそ、つながるご縁や機会があるんでしょうね。

ハラユキ:ですね。道楽だからこそ、好奇心を持てるし、興味が続くし、冒険できるし。そんなスタンスでいるから、偶然が向こうからやってくるんでしょうね。

-ただ、道楽が仕事になったら理想ですけど、誰でもできるわけじゃなさそうです。

ハラユキ:たしかに。わたしはコミックエッセイストとイラストレーターっていう仕事だから、道楽を仕事にできてるのはあると思います。興味があることを仕事にしやすいですからね。

とはいえ、道楽が仕事になっているっていっても、そんなに大儲けはしてないですよ。たぶん、同じような仕事を受けて、効率よくイラストを量産すればもっとお金は稼げるんですけど。

-あえてそうしないんですか?

ハラユキ:しないというより、できないんです。同じことしてても飽きちゃうし、苦しくなるし。少ない労力でたくさん稼ごうと思ったら、わたしのやり方って無駄だらけなんです。めちゃくちゃ資料を読みこんで、自分で体験して…ってやってますからね。でも、「無駄なことにこそ華がある」って思ってるので。

-Proff Magazineでは、みなさんに「履歴書についてどう思うか」も聞いているですが、「履歴書の空白」がネガティブなものだととらえられるように、キャリアにおいても「なるべく無駄なことはしない方がいい」、みたいな価値観が、世の中にあるように感じます。

ハラユキ:そうですよね。それでいうとわたし、学校で成績が良かったわけでもないし、お友達が多かったわけでもないし、就活もしてないし。でもね、割と今の人生が楽しいんですよ。ほんと、道楽をたくさんしている気持ち。

-履歴書に空白があっても、楽しい人生は送れると。

ハラユキ:はい。だから、いい大学出なきゃとか就職しなきゃとか、「これがないと生きていけない」なんてことはないよなぁ、と思います。

くり返しになっちゃいますけど、無計画な人生でも、失敗が多くても、とにかく動き続ければ、好きなものはちゃんとつながるよ、って、人生に悩んでいる人がいたら伝えたいですね。

ハラユキさんが手がけてきた仕事(道楽?)の数々を、バッグいっぱいに持ってきてくださいました。(撮影:山中康司)

 

わたしにしか書けないものがある

ハラユキ:こうしてあらためて人生を振り返ってみると、無計画でしたけど、「わたしにしか書けないものがある」っていう確信のようなものは持ち続けてた気がします。

-わたしにしか書けないものがある。

ハラユキ:はい。なにがなのかはわからないけど、それをずっと探してきてる、っていう感覚。

-その感覚は、いつから?

ハラユキ:二十歳くらいの頃からですね。わたしその頃、自分が存在するんだかしないんだか、よくわからないような状態で。でもある日、バイトに行くために渋谷のスクランブル交差点を渡ってたら、途中で「あ! わたしはここにいるし、わたしにしか書けないものがある!」って、ばすーん!! って閃いた時があったんです。

-ばすーん!! と。

ハラユキ:そう。だから今も、その「わたしにしか書けないもの」を探してるんです。これからいろんな人に会って、いろんな仕事をしていくうちに、それがなんなのかがもっとはっきりしていくんじゃないかな。

-連載を持ったり本を出したり、たくさんのお仕事をのこしている今でも、「わたしにしか書けないもの」はまだ見えてない感覚なんですか?

ハラユキ:すでに見つけて、描けたものもあるけど、まだあると思ってて。たぶん、これからもっとはっきり、これまでの点と点がつながるんじゃないかなって思ってるんですよね。

 

インタビューを終えて

ハラユキさんとのお話のなかで、「道楽」という言葉が何度も出てきたのが印象的でした。

ひるがえって自分をみてみれば、「この経験はこの先どういきてくるだろう?」なんて考えるあまり、目の前のことに夢中になることがあまりない性格で。

それはそれで、人生を計画的に歩んでいる、とも言えるのですが、ハラユキさんのように心から「楽しいんですよ〜!」と語れる道楽があまりないことに、少し寂しさを感じたりします。

計画して歩む人生。
動き続けて、あとから点と点をつなげる人生。

どちらが正解、ということはないでしょうし、計画と無計画という両極間のあいだで、その人にとっての“いいあんばい”があるのでしょう。

さて、みなさんはどんなあんばいで、人生を歩んでいきますか?

写真:MEGUMI
撮影場所:小杉湯となり

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